こんにちは、ヒューマンデザイン、アナリストの岩本です。
心理学では「ひとは自分を扱うように、他人を扱う」と言います。
自分が当然と思っていることを、相手が思ってなくてビックリする、というのは分かりやすい例ですよね。
私は相手のことがとてもよく分かる。
だから、相手も私のことをよく分かっているに違いない。
長年そう思っていたというクライアントさま。友人の言葉にがく然としたそうです。(^_^;
すっごい長文ですよー。読み流して下さいね。
まず最初に。
自分がどう思うか、どうしたいのか、
これ、子供の頃から日常的に使って生きた事なかったです。協調性ない割には!もう、全然デザイン活かせてない(笑)
ひとつだけ自他共に認めている事は「審美眼」
人を感じる感覚はまず外れた事がないです。普段から常時ONにしてる訳ではなく、プロジェクターの内容見て笑いました。まさに、パーソナルスペースにいる相手をスキャンしている感じです。悪気はないんです。空港のセキュリティみたいなのじゃなくて、スーパーのレジのスキャンですけどね(≧∇≦)
そこで、境界線の問題が。
真剣に話を聞いている時、相手の話を私の頭の中の「プロジェクター」に映し出して、早送りのドラマのように再現しながら、話を見るのです。これ、ほんの数年前まで、知らなかったのです。皆んながそういう聞き方じゃないことを。
眠っている時に見る夢。
総天然色、味、匂い付き。
ありえない状況も、全てリアル。
子供の頃からなので慣れてますが、やはり「みる」「感じる」ことは、他の感覚より繊細だと思います。プロジェクターの特性なんですかね…。これも、全ての人が同じように夢を見るんじゃない事を最近知りました。歳を重ねてても知らない事が多いです(笑)
◆定義に関して
「相談する」という術を持てずにきたので、子供の頃からいつも悩むことはないけど不安が大きく、自己完結はホントそのまんまです。私は相手の事を色々と知っているけれど、周りは私の事を知らないという衝撃の事実を何十年来の友人に言われて腰砕け(笑)
よく会う四半世紀の付き合いの人に「私の事、知ってる?」って聞いてみたら「そういえば何を考えてるとか知らないかも‥」と言われた時に、初めて気がついた。そこは興味がないんだなーと(笑)
ヒューマンデザインでは大きく分類して、
・自分にしか興味のない人
・他人にしか興味のない人
・自分のやりたいことにしか興味がない人
がいらっしゃいます。
大多数が自分にしか興味がないので、この方のように他人に興味があるタイプからすると、長年の友人が自分のことを分かっていなかったというのはショーゲキなんですよね。
わたしも同じタイプなのでね、どうやって他人に正しく分かってもらおうかと気に病んだこともあったのですが、
ほとんどの人が、わたしには興味を持っていない!ということを理解したとき、まさに腰砕けになりました。笑
それがちょっぴり寂しくも感じましたが、誰もわたしには注目してない!という気楽さのほうが大きいですね。